からっぽの洞窟に潜んでいたのは ...

あまりに懐かしいタイトルに思わず反応 (w
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000011-inet-inet
『インターネットはからっぽの洞窟』で思い出すのは、近頃、ガン罹病のカミングアウトをした筑紫哲也氏が、自身のニュース番組で嬉しそうに取り上げていたことです。 ネット礼賛が跋扈する当時、取り残されたオールドタイミーな人々にはわが意を得たりといったところだったのでしょう。
ネットでは代替できない楽しみも効用もある、というような自明すぎる主張で、そもそも勝手に前提としているネット万能思想がまるで的外れなのだからスルーしましたが、前掲記事で「タイトルを見てすぐにピンときた方はかなり古くからインターネットに慣れ親しんでいる方」などど言われるとラットイヤーどころかウィルスイヤーなこの世界に感無量です。
もっともこの記事の主張は、洞窟は空っぽではなかったもののごみ溜めで、検索こそがそれを乗り越えるということのようですが、出版当時からまともなネットユーザーはディレクトリーサービスでなく検索を主体に使っていましたし、検索エンジンだけでなく2.0的な、草の根の蠢きが情報分別に繋がるという昨今の潮流に疎すぎて失笑ではあります。
しかしネアンデルタール人になった気分 ...