ソニータイマー、「It's a SONY」として正式認定か

ソニー製品は保障期間切れ直後に壊れ、買い替えを則す設計・生産が行われているという有名な都市伝説、ついに株主総会の質問に取り上げられて中鉢社長がまじめ〜に回答したということです:
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/sony/story/20070622jcast200728664/
もちろんソニータイマーの組み込みを認めたわけではありませんが (w
またソニー側が、伝説の存在を認めたのはこれが初めてではありません。ただその辺の経緯、および最新の上記の件も含めて、Wikipediaがきれいにまとめています。さすが集合知 (w
ソニー側もおそらく本気で分析していることと思いますが、この伝説がソニー限定なのは非常に興味深いですね。
松下電器と対比され、あちらをマネシタデンキと揶揄させるだけの「独創力」、トランジスタラジオに始まりトリニトロン、ベータビデオ、MD、AIBO、ブルーレイなど脈々と続く、消費者に分かりやすい「技術力」。それに比して、いまひとつな「品質力」が、伝説の源泉なのでしょうか。
「勲章」なのか「蹉跌」なのか、微妙なところですね。

ニコニコ動画、ビジネスを否定して有料化へ!

いや冗談ではなく、事実でして。
例の被告人の方が仰っています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000055-zdn_n-sci
「ニコニコ宣言」によれば、「ネット上に人間本位の仮想世界を構築する」そうです。
確かに、他人の著作物に勝手気儘なコメントをつけ、著作者の意図とは無関係にいじりまわす。
「人間本位」ではありますねぇ。
御大の前作、2chも人間の善も悪も、まさに「業」で溢れ返る。
ルネッサンスっちゃあルネッサンスでしょうか。
「仮想世界においてユーザーが人間らしく生きるために大切にしたいと思うようなサービス」であるかどうかは別として。

からっぽの洞窟に潜んでいたのは ...

あまりに懐かしいタイトルに思わず反応 (w
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000011-inet-inet
『インターネットはからっぽの洞窟』で思い出すのは、近頃、ガン罹病のカミングアウトをした筑紫哲也氏が、自身のニュース番組で嬉しそうに取り上げていたことです。 ネット礼賛が跋扈する当時、取り残されたオールドタイミーな人々にはわが意を得たりといったところだったのでしょう。
ネットでは代替できない楽しみも効用もある、というような自明すぎる主張で、そもそも勝手に前提としているネット万能思想がまるで的外れなのだからスルーしましたが、前掲記事で「タイトルを見てすぐにピンときた方はかなり古くからインターネットに慣れ親しんでいる方」などど言われるとラットイヤーどころかウィルスイヤーなこの世界に感無量です。
もっともこの記事の主張は、洞窟は空っぽではなかったもののごみ溜めで、検索こそがそれを乗り越えるということのようですが、出版当時からまともなネットユーザーはディレクトリーサービスでなく検索を主体に使っていましたし、検索エンジンだけでなく2.0的な、草の根の蠢きが情報分別に繋がるという昨今の潮流に疎すぎて失笑ではあります。
しかしネアンデルタール人になった気分 ...

バベルの日、来る! ゴミ収集の言語通じず!

その日が来たのは遥かな昔でしたが。 映画は最近だけど。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070512-00000019-mai-soci
まぁネット一般の反応は、当然ながら「郷に入れば...」という系統ですね。 日本人が外国社会に対してこういう非難を浴びせることはありえないですし。 世界に稀な自虐民族ではあります。 近隣に、オレ様民族が複数あるだけに際立ちますね。 この記事の主行為者がそっち系なのも趣き深いものが。
ただそれよりも、「偏見」というステレオタイプな理解に orz です。 大新聞記者の知能程度の低さは誰でも知るところとなってはいるものの。 
この件で「偏見」が成り立つのは、「外国人居住者にゴミ分別をしない者が多い、というのは事実に反する」場合です。 ところが「悪いのは外国人じゃなくて、外国語表記をしない自治体」という主張なのだから、「ゴミ分別をしない」ことは前提事実となるわけです。 では「偏見」ではなくて「正しい知見」となってしまうんですけどぉ。

偽札工場は給与も偽札でね♪ 多い日も安心よ☆

... ってオチを望みます (w 中国は広東省の話。
一応、染物工場だそうですが、染めるもの次第かと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000026-scn-cn
拒否したから解雇ではなく、職場放棄に対しての処置のようですが、それにしても前歴ありで確信犯の上、銀行の問題と強弁して交換の保障をしないというんだから凄いです。
そりゃ職場放棄もするわな。 ていうか、よく勤め続けてましたよね。

遂に自家中毒の高みへ! コピー大国の興亡

もちろん中国の話ですが、いま旬なのは石景山遊園地ですよね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070502-00000025-scn-cn
遊園地内を闊歩するのはディズニーキャラだけでなく不気味なドラえもんもどき、キティもどきもいるというのに、あくまでディズニー一押しで報道するところに日本マスコミの姑息さ、腰の引けっぷりが現れていて香ばしいです。
続報として、中国の大手ポータルサイト・Sina.comによる、この問題に関するネット調査の結果が公開されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070508-00000010-rcdc-cn
23.19%が「過ちではない。単にディズニーが作り出したキャラクターを使っただけ」というところが凄いですね。その行為を当に「過ち」と言うんですが、こうなると宇宙人レベルです。
ちなみに(一応)中国の方と思われる市民記者の一報では

のように、いつもの日本転嫁が行われていますが、中華思想と公平志向に引き裂かれるあまり、1つの主張が3行以上維持できないところが微笑ましいですね。
まぁなりすまし日本人記者による煽りという線も捨てきれませんが (w
しかし先般の上海モーターショーでは並んだ中国車が日本車・欧米車のコピーオンパレードだったのは当然のこととして、そのモーターショー自体がコピられ、本家?と間違えてマイナーなバッタもんイベントに出展してしまった弱小メーカーが泣きそうに抗議していたシーンが趣き深かったです。 このような自己参照は今後増えていくでしょうから、中国全土が光も出てこないブラックホールと化す日もそう遠くないことでしょう。