トヨタが田舎大名から脱皮する日 ... は来るの?

イタリアには、カロッツェリアという、特権階級向けの馬車製作をルーツとする、自動車のデザインスタジオがあります。
その中の老舗であるザガート(飛行機部品製造が源流という変わりダネですが)、92年のハイエナのような秀作もたまに出すものの、日本車メーカーの要請を受けて、市販車を改造した商売オンリーな醜作も連発してきました。

バブル崩壊、ていうかバブル経済そのものの副次効果として日本人の感性が多少磨かれたおかげで、そういう田舎紳士が食い物にされる醜態も減ったかと思っていたら ...
やってくれました、世界のトヨタ

限定版だそうです。トヨタ自動車WEBサイト

いや〜、FRP(場合によりカーボンコンポジット!)製作能力の向上にも助けられ、市井のチューニングショップの改造車もチバラギ(死語)レベルを超越している昨今、それにも劣るやっつけ仕事。見事です。

とりあえず赤く塗っとけ、というアズナブルな発想にも脱帽 (w