泡(メ)沫(レ)候(ン)補(ゲ)の気持ち - あるいは選挙2.0 (w

動画投稿サイト中心に、都痴事選の泡沫候補外山恒一氏がブレイクしていますね:
YouTube
悪の首領を気取ったセリフ回しが秀逸です。また「当選したら…私もビビる!」というくだりをはじめ、いたるところに常識が顔を出してしまっており、「小市民アナーキスト」という新ジャンルを確立したと言えます。
選挙管理委員会YouTubeに削除要請したとの報道もあり、一度は実際消えたようなのですが、上記のようにまた復活し、トータルでミリオンセラーに届きそうな勢いです。また加工ネタも多数出回ってます。尤も、投稿動画の加工のさきがけとなった「Starwars Kid」に比べると、技術・センスともにいまひとつではありますが。
もともと選挙では、電波系泡沫候補政見放送が面白いというのは一部で知られていましたが。しょせんマイナーでした。しかしネットの力により、影響度が激化する事態を迎えています。
選管は公職選挙法を盾に取るようですが、流れを止めることはできないでしょう。ネット投票により既存の政党・選挙構造は激変すると言われていましたが、変化は遥かに先を行っているようですね。