インフラ土建主義を超えられない次世代ネットワーク

先程、東京12TVのWBSというニュース仕立てのバラエティ番組に、ソニー敗軍の将・出井氏と得体の知れない自称評論家が出演し、次世代ネットワークの宣伝をしていました。
あいかわらずマスコミの無知をいいことに、ウソプロパガンダです。
次世代ネットによりデバイスフュージョンなサービスが展開できるということなんですが、それは提供側のセンスとサーバーシステムデザインとコンテンツ版権管理に関する努力の問題であって、統合ネットワークが必須というわけでは全くありません。もちろん、提供のし易さということは有り、それは大きなポイントではあるものの、まじめに説明せず「できる・できない」で誤魔化そうとするところに「知ラシムベカラズ・寄ラシムベシ」という伝統の息吹を感じます。
面白かったのは、いつもは脳が溶けるような外しコメントを持ち味とするメインキャスターが、「それって現状のインターネットでいいんじゃね?」的な鋭い?ツッコミを再三繰り返し、煽動師たちを不機嫌にさせていたことです。
ただし番組後半はインフラ機器メーカーが特需期待を表明するという、非常にストレートフラッシュでサワヤカな展開になりました。
ITであっても土建立国思想は健在で、心強い限りですね〜 (w